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芸備線(げいびせん)は、岡山県新見市の備中神代駅から広島県三次市の三次駅を経て広島県広島市の広島駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。 == 概要 == 中国山地西部の山間を走るローカル線の一つ。中国自動車道の開通や、山陽新幹線と接続する伯備線の特急列車網の整備などで、広島市から広島県北部を経て木次線を経由して松江市・米子市などと結んでいた陰陽連絡路線のメインルートからは外れ、現在は、広島市 - 三次市間の都市間輸送や広島市 - 三次市 - 庄原市および新見市 - 庄原市東城町といった沿線の通勤・通学輸送が主体の路線となっている。 三次駅 - 広島駅間では急行「みよし」が運行されていたが、2007年7月1日のダイヤ改正で廃止され、快速「みよしライナー」へ置き換えられた〔ただし「みよしライナー」は「みよし」廃止より前から運行を開始しており、「みよし」の快速格下げではない。〕。 狩留家駅 - 広島駅間は「JRシティネットワーク広島」として広島市の近郊区間に位置づけられており、IC乗車カード「ICOCA」の岡山・広島エリアに含まれる。同区間では2014年から、ラインカラーには「三次の名産ぶどうと、安芸高田市の花として親しまれているアジサイのイメージ」として紫()が〔2014年10月20日から11月1日に開催された「広島駅の歴史展」より〕、路線記号は P が選定されている〔近畿エリア・広島エリアに「路線記号」を導入します - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2014年8月6日〕。車内掲示等で使われる広島エリアの路線図〔 - JRおでかけネット、2016年3月28日閲覧〕においては白木山駅以東もこのカラーで表現されているが、比婆山駅 - 白木山駅間各駅の駅掲示時刻表では、アルファベットが入らないカラーシンボルを使用している。なお、2016年には岡山地区でも別途路線記号とラインカラーの制定があったことから、岡山支社管内で運賃表を路線記号入りに更新した駅では広島支社・岡山支社管内とも芸備線全区間が紫色にPの表記となっている(福塩線より薄い色を使用)が、運賃表以外の旅客案内には使用されていない。 備中神代駅 - 備後落合駅間は広島県内を含めて岡山支社、備後落合駅 - 三次駅間は広島支社三次鉄道部、三次駅 - 広島駅間は広島支社の直轄、支社境界駅である備後落合駅は岡山支社の管轄である(上り場内信号機が支社境となっている)。日本国有鉄道(国鉄)時代は塩町駅が岡山鉄道管理局と広島鉄道管理局の境界で、同駅は岡山局の管内だった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「芸備線」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Geibi Line 」があります。 スポンサード リンク
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